非エンジニアのIT業界転職は本当に良いのか、お調べですね。
IT企業と言えばエンジニアのイメージが強く、営業など非エンジニアの視点がイメージしづらいかもしれません。
成長産業であるIT業界に転職したいと思いつつも、非エンジニアにとって本当にプラスになるのか不安な人もいるでしょう。
そこでこの記事では、非エンジニアぼ僕がIT業界に転職した良かったことを3つ紹介します。
さらには、非エンジニアが転職後に必ずすべきことも解説します。
「非エンジニアだけどIT業界に転職したい」
「IT業界に転職してどんな良いことがあったか知りたい」
このように考えている人は、ぜひ本記事をご一読ください。
この記事はこんな人におすすめ
- 営業や広報など非エンジニアでIT業界に転職を考えている
- IT業界に転職して良かったことを知りたい
- IT業界に転職後、やったほうが良いことを教えてほしい
目次
非エンジニアがIT業界に転職して良かったこと3選
さっそく、IT業界に転職して良かったことを紹介します。
あくまで僕の主観ですが、下記3つが良かったこととしてあげられます。
- 成長産業におけるキャリアの幅が広がった
- 知的好奇心を刺激される
- 働く場所を選ばない
それぞれ詳しくお話します。
成長産業におけるキャリアの幅が広がった
良かったことの1つ目は「成長産業におけるキャリアの幅が広がった」です。
インターネットセキュリティの会社に転職したことで、成長産業であるIT業界でのキャリアの幅が広がりました。
僕は、新卒で入社した会社に約4年半在籍していました。
不動産系の会社で、部署は自販機管理の部署です。
さまざまな経験は得られたものの、自販機事業が今後伸びていく未来は見えず、キャリア的には広がらないと感じていました。
そこからIT業界に転職した結果、キャリアの選択肢は一気に広がったと感じています。
たとえば、カスタマーサクセスのポジションを活かして別サービスのIT企業に転職、もしくはITセールスとしてのキャリアが考えられるように。
僕と同じポジションからセキュリティコンサルタントに転職した人をならって、同様のキャリアを踏み出すこともできるでしょう。
成長産業であるIT業界で、キャリアの選択肢が増えたことは僕の人生にとって大きなプラスになりました。
知的好奇心を刺激される
2つ目は「知的好奇心を刺激される」です。
僕は現在、インターネットセキュリティの会社に勤めており、事業柄かさまざまなIT情報に日々触れられます。
最新の技術や新しいWebサイトなど、今の会社で働いてなければおよそ知ることがなかったであろう情報ばかりです。
僕は好奇心旺盛な性格もあって、自分の知らない情報に触れることが好きです。
そのため、日々新しい情報に触れられる今の環境に、転職できて本当に良かったと思っています。
僕はセキュリティ関連の企業ですが、他のIT分野の企業でも同じような刺激は得られたでしょう。
IT業界にいる以上、業界や技術に関するトレンドは身近な存在です。
自然とIT関連の情報に聡くなるため、IT業界にいる以上は新しい技術に触れる機会は多いはずです。
僕と同じようなタイプの人は、きっと知的好奇心をくすぐられるでしょう。
働く場所を選ばない
3つ目は「働く場所を選ばない」ことです。
僕の会社は、リモートワークとフレックス勤務を導入しています。
自宅から働くことができ、勤務時間もある程度は融通が利きます。
旅行先からリモートで働く、ワーケーションをしたこともありました。
IT業界のうち、現物を扱う分野以外は基本インターネット上で仕事が完結します。
最近は打ち合わせもオンラインに移行しており、ネット環境とPCさえあればどこでも働けます。
コロナ禍前は出社することが多かったですが、コロナ禍以降は完全にリモートワークに移行しました。
働く場所を選ばなくなった結果、満員電車から解放されました。
稀に出社するとき、久しぶりに満員電車に乗ると「これは人間の乗り物じゃねえ!」と思います。
自分がいかに、満員電車からストレスを受けていたかを実感します。
リモートワークによって満員電車からの解放。
これこそが本当にIT企業に転職して良かったことかもしれません。
IT業界と言っても企業ごとに色は大きく違う
IT業界に転職して良かったことを3つ紹介しましたが、企業によって色は大きく違います。
言い換えば、会社によって得られるものや良かったと感じることは異なるでしょう。
たとえば、働き方1つとっても会社によって実施していることに差はあります。
IT業界はリモートワークなど自由な働き方をイメージしがちですが、すべての企業で自由な働き方を実施しているわけではありません。
たしかに、他業界に比べれば働き方が自由な企業は比較的多いですが、出社を基本としている会社も少なくありません。
また、扱っているサービス・製品、さらには自分の職種や仕事によっても違いが生まれます。
金融系システムの運用・保守は大変な激務だと聞きますし、二次請け・三次請けの開発会社も過酷な現場だそうです。
一方で、運用・保守や開発をおこなっている会社でも、ホワイトな労働環境のところもあります。
要するに、「IT企業=自由な働き方」と十把一絡げに考えてしまうことは要注意です。
企業ごとに職場環境や良いと感じられることは違うと理解した上で、企業選びをすべきでしょう。
非エンジニアがIT業界に転職したいときの会社選びは下記で解説!
itcareerdiary.com/non-engineer-it-career-change-3-points-to-choose-the-right-company/
IT企業に転職して良かったことと大変なことは表裏一体
IT企業に転職して良かったことを紹介しましたが、一方で大変なこともあります。
むしろ、良かったことと大変なことは、表裏一体と言えるかもしれません。
たとえば、日々新しい情報に触れられることは、裏を返せばそれだけ学ぶべき情報が多いわけです。
IT基礎はあくまでスタートで、そこから先の学習に終わりはありません。
次々と生まれてくる技術に対して、貪欲に勉強していかなければすぐに置いていかれます。
また、自宅で働ける環境も楽ではありますが、自己管理を求められることを忘れてはいけません。
仕事とプライベートの境がなくなりがちがゆえ、自分でメリハリをつける必要があります。
このようにポジティブな側面も見方を変えれば、ネガティブな要素をはらんでいるわけです。
結局のところ、IT企業への転職を良かったと思えるためには、自分の日々の努力次第でしょう。
業界未経験でIT企業に転職した苦労話は下記で紹介!
itcareerdiary.com/non-engineer-it-company-career-change-struggles/
IT企業転職後にいかにスキルや知識を身につけるかが大事
IT企業に無事転職できた後は、スキルや知識をいかに身につけるかが大切です。
非エンジニアはIT企業に転職しただけで、自分のキャリアが大きくプラスになるわけではないからです。
非エンジニアは、エンジニアのように分かりやすい技術力で評価されません。
キャリアアップを目指すのであれば、第一にIT業界の専門知識を身につけなければいけません。
もちろんIT業界とひと口に言っても、開発やインフラ、セキュリティなど分野はさまざまです。
自分が属する分野の専門知識を身に付け、職種経験やスキルを高めることでよりキャリアの選択肢が広がります。
実際、僕の先輩でセキュリティ企業のカスタマーサクセスから、セキュリティコンサルタントに転職した人がいます。
カスタマーサクセスとして身に付けたセキュリティの知識を活かして、キャリアアップに成功したわけです。
成長産業であるIT企業での経験はそれだけでも価値のあることですが、あくまでも転職はスタートラインである意識を持つべきでしょう。
まとめ
ここまで、非エンジニアがIT業界に転職して良かったことを紹介しました。
キャリアの幅が広がったことは、今後の自分の人生においてとてもプラスになったと思います。
同時に、知的好奇心を刺激されることも大きなプラスです。
好奇心旺盛な自分にとって新しい技術や情報に触れられることは、日々の仕事を楽しくしてくれるからです。
IT業界に転職して良かったことは、おそらく人によってさまざまな意見があるでしょう。
本記事で紹介した内容はいち意見に過ぎませんが、IT業界へ転職を考えているならぜひ参考材料の1つにしてみてください。
非エンジニアのIT業界転職におすすめのサイトは下記で紹介!
itcareerdiary.com/non-engineer-it-industry-recommended-job-sites/